ブランドだけでは
測れないおいしさ
昨今、味以上に収穫量を重視する米作りが広がりを見せています。
安価で出荷量が増えるため、消費者へのメリットも大きいです。
一方で、◯◯産、◯◯米といった一般的なブランド認知だけで
おいしいお米を見つけ出すことが難しくなってきました。
また同じ種苗を使っても、土の持つ栄養や水はけ・気温や日照時間などの
環境条件・農家さんの腕で味は変わってしまいます。
僕たちはそうした「おいしいお米づくり」に
取り組む農家さんと直接交渉し、契約を結びます。

品質を守るこだわり
- ・北海道での育成に適した病気に強い品種を使い、必然的に農薬の量を減らす。
- ・有機肥料の比率を増やし、土の質を上げながらゆっくりと栄養を与える。
- ・収穫量を増やすためではなく、味にこだわった栽培方法をとる。
- ・空気に触れると品質が下がるため、精米は発送直前に行う。
契約農家さんそれぞれの考えや育て方を伺い、味を確かめた上で仕入れ販売を行います。

お米の栄養素・役割
日本人の食事と言ったらお米、ごはんですよね。
小さい頃から当たり前に食べているご飯の栄養や役割をどのくらい知っていますか?
お米の主成分は炭水化物です。炭水化物は体作りに欠かせない三大栄養素のひとつで
体の中でブドウ糖に分解されエネルギー源として利用されます。
毎日使う大変重要な脳を働かせる唯一のエネルギー源がこのブドウ糖です。
さらにお米には、血や筋肉など身体形成に必要なタンパク質の他にもビタミン、ミネラルも多く含まれます。
つまりお米はとても栄養バランスの良い食べ物なのです。

白米と玄米
ごはんといえば、白いお米、白米を想像すると思います。
しかし、最初から白い状態ではなく、あの茶色いお米、玄米を精米することで
私たちがよく食べている白いお米(白米)になるんです。
精米というのは、玄米の果皮、胚芽、ぬかを取り除く作業のことを言います。
玄米には果皮、胚芽、ぬかがあるので、白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、
人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できます。
ではなぜ、体に良い玄米を精米して白米として私たちは食べているのでしょうか?
それは単純に美味しくなるからです。果物が種と皮を取り除いた方が美味しくなるのと同じです。
今では炊飯器を使って、簡単に美味しいご飯を食べることができますよね。

玄米はすごい
先ほど説明したように、玄米には白米では取り除いてしまう栄養たっぷりの果皮、胚芽、ぬかがあるので
玄米を食べることでたくさんの栄養を取ることができます。

わずかな差ではありますが、白米を玄米に置き換えることで糖質オフにつながります。
糖質量が気になる方に、玄米はおすすめの主食です。
~玄米に含まれる栄養素~

お米を食べると太るのか
ごはん=太ると思っている人も多いのでは?
実はそれは誤解なのです。
ごはんは、小麦などの粉からできているパンや麺類と違って、粒のままで摂取するため
パンや麺類より、ゆっくりと消化・吸収されていきます。
そのため、おなかが空きにくく、腹もちがよいことから間食が少なくなる。
また、体に脂肪を溜めるホルモンの分泌がゆるやかで、
それに起因する体脂肪の蓄積が抑えられる、といったメリットがあるのです。
こうしたことから、ごはんは太りにくく、健康によい食べ物だといえるのです。
一日の始まりはお米で
冒頭で説明した、脳を働かせるのに必要な「ブドウ糖」ですが、
体内に貯蔵することができないので、目覚めたばかりの朝では欠乏状態になっているのです。
脳を活発に働かせるためには、一日のはじまりの朝ごはんでエネルギーを補うことがとても大切です。
私たちは仕事、学校、運動、それぞれでたくさんのエネルギーを使います。
朝というベストなタイミングでお米を食べて、より充実した一日をスタートしましょう♪